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最も危険であるパンチの打ち終わりが、追撃のチャンスになる!

実戦でパンチをもらいすぎる初心者ボクサーへ

「実戦でなぜかパンチをもらってしまう。そもそもパンチをもらいやすい瞬間ってあるのかな」

スパーリングや試合のときにパンチをもらう可能性が高い瞬間はあります。それが自分が打ちに行った時です。
正確には、打ちに行ってその後です。

通常なら相手と牽制しあって距離を保っていますが、打ちに出ると必ず距離が詰まります。
その結果、相手からも手の届く距離に入りパンチをもらう可能性も出てくるのです。

自分が打ちに行って、その打ち終わりに打たれないためにどうするか。
それを克服できたら、相手ボクサーからパンチをもらう可能性は低くなり、結果的に試合に勝つ可能性が高くなります。

こちらのサイトでは、自分が打ちにってその後にもらう、いわゆる返り討ちもしくはカウンターをもらわないためにはどうしたら良いか?

そのような疑問に答えていきます。

この記事を書いている僕はボクシング競技を15年続け現在は現役高校生を指導しており、いままで数百人の初心者ボクサーを見てきました。

そんな僕が、ボクシング初心者がとにかく早く強くなる方法について解説していきます。

打ちに行って、その後にパンチをもらう理由

試合中、繰り出したパンチが当たっても当たらなくても、その後に返り討ちになることが多いです。
パンチをもらう理由を考えてみましょう。

その理由は、距離にあります。

試合中、最初はお互いにフットワークを使って距離を保っているのですが、打ちに行くときは踏み込んで距離を詰めます。
そうすることで、自分のパンチの当たる距離になります。その反面、相手のパンチをもらう距離にもなるのです。

「打ちに行くと打たれる。」

そう感じてしまうのは、間違いでなく事実です。そして打たれるのは、こういった理由があるからです。

打たれる距離に入れば、すべてのボクサーが危ない

どんなに優れたボクサーであっても、距離が届けばパンチをもらう可能性が出てきます。
自分の射程範囲ということは、相手にとっても射程範囲ということです。

パンチを打った後=相手の距離に入ったあとの対処法

距離をどのよう潰せば良いかというと、単純には元に戻すという方法があります。
すなわち、バックステップです。

踏み込んだあでパンチを繰り出した後、同じ距離だけバックステップすれば距離は開きます。
そうすれば、振り出しに戻り相手のパンチが届かない距離になります。

相手のパンチが届かないということは

打ちに出た後、バックステップをして距離を取ればひとまずは安心です。

相手のパンチ届かない距離であるからです。
ですが、相手の番地が届かないということは自分のパンチも届かないということです。

さきほど、勇気を持って踏み込んだのですが、また勇気を持って踏み込む必要があります

個人的には打ち終わりにバックステップで交わすというのはオススメしない対処法です。

ポジションを変えて相手の視界から消える


打ち終わり大切なことは、打った後に同じ場所にいないということです。

同じ位置に滞在すれば、たちまち標的になります。

「打ち終わりにその場にいないこと」

このように指導する指導者もいると思います。
まさに打ち終わりがパンチをもらう危険性が極めて高いことをわかっている証拠です。

バックステップの問題点は距離を取ることで、また攻撃のやり直しとなることです。

距離を変えず、相手を中心にサイド(横)に動くことでポジションをずらすことができます。
結果としてあなたは相手の目の前からいなくなることができます。

目の前からいなくなれば、たとえ距離感が同じでもパンチをもらう危険性は断然少なくなります。

距離が変わらなければ再度攻撃のチャンスがある

バックステップと違い、再度に動くことは距離感が変わりません。
さらに、相手のサイドに回り込むことで相手ボクサーはあなたの方を向いてません。
あなたは相手ボクサーをサイドから見ています。

ということはチャンスなのです。

打ち終わりにパンチをもらってしまうピンチの状況が、さらに追撃ができるそんなチャンスとなるのです。

サイドに回るということは、単にパンチをもらわないというだけでなく、追撃のチャンスを作る。
ピンチをチャンスに変える、そんな効果もあるのです。

サイドに回るには斜め前に踏み込む、前の足を内側にひねって

サイドに回り込むといっても純粋にサイド=横ではありません。
この時のサイドは、相手ボクサーを中心に考えます。

距離感は変えては踏み込んだ意味がありませんので、前のあしと相手の距離を変えることなく相手を中心にサイドに回り込むのです。

ということは、自分からしたら斜め前に踏み込むことです。
そうすれば、距離感は変わらず相手のサイドに回り込むことができるのです。

ピンチがチャンスになる瞬間です。

まとめ〜最もパンチをもらう危険がある打ち終わり、ピンチがチャンスなる!

先手必勝
と言う言葉ありますが、ボクシングの試合でもよく言われることです。

勇気を持って先に打って出ても、距離が詰まると相手からもらう可能性があります。
打ちに行くとき、打ちに行った時が最も危険性が高いのです。

ディフェンスとして一番の対処法は、サイドに回り込むことを取り上げました。

こちらのサイトをご覧の方は以下のサイトにも虚身を持たれる方が多いようです。
ぜひ参考にしてみてください。

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